2024 04,25 08:50 |
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2007 08,22 13:21 |
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いよいよ明日から。 PR |
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2007 06,14 15:27 |
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沖縄では、集団自決を軍の命令とする記述が削除されたことに対し、7万人の抗議署名が集まったそうです。
曽野綾子さんの本も読んでない私の理解する範囲では、集団自決(に限らず沖縄県民の戦争協力)へ至る、もっとも直接的な影響力を持っていたのは、エリートウチナーンチュです。という認識なんですが、果たしてあってるんでしょうか?地域差もありますしね。渡嘉敷島で軍の命令がなくても、他の地域ではわかりません。 ともあれ、単純な「ヤマトー日本兵vs.ウチナー一般人」というくくりではもう1つ曇っています。両者の間に「エリートウチナーンチュ」という中間管理職を入れると、一段階クリアに見えることが多々。 上に立つ人も苦しけりゃ、下でこき使われる人も苦しいけど、両者板ばさみの中間管理職もまた苦しいというのは、日常でも戦争でも変わりませんね。 彼らは本当に純粋に、沖縄のために、沖縄をよりよくするために(←太字ゴシック)、「日本人」になっていったのです(たぶん)。日本人と同化することが沖縄の幸福と純粋に思えばこそ、沖縄での皇民化政策の指導者的立場となったのです(たぶん)。「軍の足手まといになるから、みんなで自決します」、こうするのが日本人として模範的行動とされていたから、そうした。純粋に。 けどそんなエリートの理屈、下っ端の私ら(と勝手に肩入れ)なんかには関係ありません。私らは日々まじめにつましく生活しているのに、「あれはいいこれはダメ」と、勝手な尺度で決め付けられ切り捨てられ、最終的には死を強要される。軍であろうとなかろうと、それが上の誰かからの強制という点では同じ。逆らえば「スパイ」と、同じウチナーンチュから非難された。彼らは模範的優等生(エリート)だから。 そして、そんな模範的優等生を貫いた人ですら、「スパイ」とされて殺されたりしたのが沖縄戦。涙ぐましいほど日本人であろうとしたのに、日本人からは「沖縄人」という理由で信用されなかった。当の日本兵が、もはや「本土決戦前の持久戦」のための、いわば捨て駒だったから、自分が生き残るのに必死。 もちろん、恐怖による集団発生的パニック状態というのも大きいでしょう。その場を支配する絶望的な同調圧力は、相当なもんだろうと推測します。 が、いずれにしろ、「すべての集団自決の真相はこうだ」とは一概に決められないもんだと思います。だって死んでいった人は1人じゃないし、1人の人間が1つの考えしか持たないというわけでもない。 結局、どの立場にも共感し、同情するのみ。たとえ思考停止であっても、これが自分にとっての誠実。なぜならこのハンパな知識のまま結論を出そうとすると、イデオロギーに利用されるだけだから。実感でストップ。 もちろん、共感・実感なんていっても、極限状態のその心理なんかは、実際になってみないとわからないだろうけれど、でも想像するにあまりある。だってこういうこと(のエッセンス)は、日常生活の中でもありふれてあるもの。それが「死」とあまりにもわかりやすく直結するのが戦争だ、というだけ。 戦争と日常は地続き。 |
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2007 06,13 10:38 |
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今夏の沖縄旅行に向けて、ヒマさえあれば沖縄本を眺める毎日♪
おととしのGW以来、2人目妊娠・出産のため沖縄旅行はお休み、沖縄本も封印していたので(見れば行きたくなる;)、リバウンドが激しく、本屋さんに行くたびに「るるぶ」系を買い込んでしまいます。なんせこの地方都市では、「沖縄」と名のつく本は、旅行雑誌くらいしかないもんで。 で、久しぶりに見た本年度の沖縄旅行雑誌。すんごい種類が増えててびっくりです。同じような「るるぶ」や「まっぷる」の中でも、「沖縄大好き」や「初めて行く沖縄」「子供と行く沖縄」「ベストテン」「離島」e.t.c. 中を見てさらにびっくり。ブセナ、アリビラ、ルネッサンスといったおなじみリゾートホテルの前に、聞いたことないホテルがずらーり。えっ全室独立スイートルーム!?瀬底にプチホテル!?コザに東京第一ホテル!? 決して「昔は良かった」なんて言いたいわけじゃないんです。私だってそんな大昔から沖縄に行っていたわけじゃないし、私から見ればおなじみのルネッサンスやなんかだって、大昔から沖縄に通っている人から見れば、新興リゾートホテルの1つに過ぎないでしょうし。 何より、基地脱却を目指すにあたって、とりあえず観光は手放せないというのは、沖縄の総意らしいし(と何かで聞いたのですが、実際の総意はどうなんでしょ?)、そこに観光客として遊びに行く立場の私達としては、増えていく妙~な、勘違いした「OKINAWA」観光物件に文句をつける権利も気もありません。文句つけてますね(^^;)。いやでもほんと、そこに住んでいる地元の人にはもちろん、仕事でやってる観光・開発の人にも、それに乗って遊びに行く私たちのような観光客にも、文句つける気はありません。 ただ、沖縄が好きで遊びに行く私達みたいなのが増えると、皮肉なことに私達の好きな沖縄はなくなっていく(ように見える)。そうして、好きな沖縄を荒らすだけ荒らして「もうオイシイところはなくなった」とばかりに去っていく、そんなのに私はなりたくない。けど、そう言っていること自体、すでにそれに加担していることになるなあ、というジレンマに陥ってしまったのです、それらの本を見て。 |
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