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昨日本屋で見つけて、さっそく今朝から読んでるんだけど・・・ 自分とよしりんの考えがこんなに近くなっていることにびっくり!!! これは私が右傾化したのか?ヤツが左傾化したのか? ヤツ呼ばわりしているとおり、私はヤツの「戦争論」及びゴー宣、大っっっ嫌いです! そんな、ヤツ呼ばわりするほど嫌いなヤツの本を、なぜ見かければ買って印税に貢献しているのか? そりゃもう「敵の考えを知るため」&「自分の立ち位置を知るため」です。ヤツの本を読むと、自分の左位置がどの程度なのか、めちゃよくわかるのです。できるだけニュートラルを目指したい者としては、反面教師として重宝していました。 しかしここ最近、うすうすその感じはあったけど、今度の本はほんとにヤツの考えに近くてやんなりました。なんだよ私ミイラ取りがミイラ状態か? 似ていると思い始めたのは、ヤツが「反米」に傾いてからです。私は別にアメリカ嫌いじゃないですが、まあ「反米」っていえば左翼のお家芸だし、私は根っからサヨク体質ですからね~。 私の考えでは、思想の違いなんて1本のテープ上のグラデーション。右側に行けば行くほど極右色、左側に行けば行くほど極左色になっていく。ただしそのテープはまっすぐな形状ではなく、テープの両端をくっつけた輪っか状になっている。くっついた部分の違いは、日の丸の色か赤旗の色かくらいのもんで、ハタから見れば同じ赤。もはやどこが両端同士だったのかわからないくらい。だから簡単に行き来可能。思うに、昔全学連なんかの左翼方面でバリバリだった人が、今右側でバリバリやってるなんて現象も、これなんじゃないでしょうかね。老化現象で保守化したってのもあるんでしょうけど(^^)v(私もか?) まあ、右も左も「日本をよりよくするためにどうすればいいか」というとこから始まってるから、ある部分重なり合うのは当たり前と言えば当たり前ですね。「良い」というのが、誰にとって、どんなふうになれば「良い」のかってのが違うだけだから。 で、前々から思っていたんだけど、よしりん、始まりは中道の左よりあたりから、どんどん右側へ驀進していった結果、今は極右から極左を経て、左側へ進んでいるんじゃないかと。このまま行けば旧・社会党路線的な薄い左になり(もうその兆しはアリ)、やがては元いた中道左よりに戻ってくることになるんじゃ。というか、このまま進み続ければ必然的にそうなる。普通は年取るとどっかで立ち止まっちゃうもんだけど、さすが精神が若いなよしりん。 いや、戻る場所は、一回りした分、元いた場所と似て異なる次元かな。厳密に言えば、思想は1本のテープを輪っかにしたものではなく、輪っかになると見せかけて、次ステージの輪っかにつながっているものだと思うから。これまたDNAのらせん構造のごとく。 さて肝心の「沖縄戦の真実」はこれから読みます。今度は果たしてどの程度共感できるか? (「沖縄論」は、各論はほとんど同じ考えだけど、「だから米軍を追い出して自衛隊の基地にしよう」という結論をそこから導き出そうとしているのが、本当に吐き気がするくらい嫌。なので賛成でもあり反対でもあるという感じ)